既存の資産を有効活用
チャットボットを作成するために必要なデータは、ドキュメントやWebサイトとなります。 チャットボット導入に必須だったFAQやシナリオ作成の必要がありません。
最短最速での利用開始
お手持ちのドキュメントのアップロード、学習させたいWebサイトのURLの設定を行うだけで、チャットボット作成の作業は完了です。 自動学習が完了したあとはすぐにチャットボットがご利用可能です。
メンテナンスの効率化
チャットボットの精度を上げるためには、定期的にFAQの見直しやFAQの更新が必要となります。 amieであればドキュメントなどの更新版を再アップロードするだけなので、メンテナンスにかかる時間を最小限に抑えることが可能です。
あいまい検索
キーワード検索とは異なるため、チャットボットでの質問内容がドキュメントに記載されている内容と一致していなくても、特徴量による抽出により回答として表示されます。
固有名詞を間違って覚えていたり、情報が少なかったりといった従来の一問一答形式のみのチャットボットでは拾えなかった質問にもamieでは回答候補をサムネイル付きで複数表示して探しやすくサポートすることが可能です。
Q&Aの事前準備が不要
質問との一致度ではなく回答との一致度により検索を行うため、回答にたどり着くまでのステップが少なくサイトとファイルの学習を併せてできます。
従来のチャットボットのようなスクリプトを用意したり、整備したりする手間がいらずに学習を終えたらすぐに質問に回答できるようになります。
独自の言い回しも学習可能
社内で使用している「プロジェクト名」や「サービス名」など一般的な辞書には載っていない単語は、辞書登録機能に登録することでより検索の精度を高めることができます。
サムネイルによりピックアップしたものをより見つけやすくする
通常のファイル検索では、ファイル名は確認できても該当ページまでは検索できませんでしたが、見つけたかったページのサムネイルで対象のページを確認できることで効率的に探し物が見つかります。
単語だけでなく、検索結果をサムネイルでピックアップすることによって挿絵や写真などで欲しい情報を判別することもできます。文字だけのやり取りよりも直感的に欲しい情報を手にすることができます。
悔しさから、Watsonを本格的に調査。
amieはPOLのCTOである宮下の思い付きから始まりました。インターフェースは会話や行動になると予測。
AIについて理解していくにつれ、一問一答よりも複雑な課題を解決できるようなAIを作りたいという思いがでてきました。SiriやGoogleとの連携で、会話が可能になるか。
会話の中身のテキストでやり取りをする動きは、LINEなどのメッセージアプリと同じ、チャット側の動きをカバーすることで、実現可能なことは増えそうだ。持っていたマニュアルデータを使うことで日本語の課題を解決。
秘書のようなAIにチャットで課題を解決して貰おうと試みたところ、「AIが日本語を正しく理解できない」「ちょっとした言葉の揺らぎからやりたいことを推論することが難しい」という課題に躓きました。
急速に利用者を拡大しているChatGPTは、チャットボットとの連携でより自然な対話を実現し、ユーザーとの円滑なコミュニケーションや業務効率化に活用されています。
ハルシネーション(錯覚)などの問題点を意識しながら、ChatGPTの特性を理解し、適切な使い方をすることが重要です。
ビジネスシーンでの利用だからこそ、amieは正確性を重視しています。
学習した情報そのままを回答するため正確で信頼性が高く、要約によって生じる情報の欠落や誤解もありません。
Confounding(混乱)
AIが特定のプロパティを返答する際に、説明として別のプロパティの定義を使用することがあります。このような混乱した回答は、AIが文脈を正しく理解できないために生じることがあり、ユーザー側で認識する必要があります。混乱を防ぐには、AIへの入力内容を明確にし、プロンプトの工夫が求められます。
Over-Generalizing(過度の一般化)
AIが原因と結果の関係を正しく理解できない場合、過度に一般化された回答を生成することがあります。特定の質問に対して返答はしますが、その回答は提供された定義を使用せず、独自の定義を作りがちです。プロンプトで指定された定義やコンテキストを使用するよう指示されているにもかかわらず、文脈を外れた広範な回答をしてしまう場合があるのがこのエラーの特徴です。
Hallucination(錯覚)
AIが与えられた文に存在しない要素に基づいて説明を生成してしまうことがあります。このエラーはミスリードや誤解を誘発し、特に受け手の知識や主観によって認識に差が出ることがあるため、混乱を引き起こす可能性があります。
Greedy answering(貪欲な回答)
AIが十分な情報を収集しないまま早急に回答を生成する場合、適切な情報がないにもかかわらず、貪欲に回答を作り上げてしまうことがあります。この場合、AIは正しい情報を提供することなく、何かしらの回答を強引に返してしまうことが特徴です。
Other errors(その他のエラー)
質問があいまいな場合や適切なコンテキストが不足している場合、AIは適切でない回答を出すことがあります。このようなエラーは、質問内容が明確でないときに起こりやすいものです。